映画やお芝居、漫画など、趣味に走りまくった徒然ブログ。 ボークス社製球体関節人形(SD)も取り扱っております。 グラスアイや人形の擬人化等が苦手な方はご注意ください。
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泣いてきました。


芝居見てボロ泣きしました。
涙に浄化作用があるってのは、真実です。
ちょっとスッキリしたもん。
(最近、色々と燻っている物があったんですよ。双子が日本を去ってから)


で、何を見に行ってきたのかというと。
キャラメルボックスの「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」を見てきました。
(ちょーっとネタバレ含みます。これから見に行かれる、初見の方はご注意を)

この芝居、主役の「ほしみ」役をやれる女優がなかなか居ないと言われてましてね。
初演が1992年だったんだけど、それから1回しか再演してないんですよ。今回、ようやく再々演。
同時期の作品がとっくの昔に再々演までいってるどころか、「銀河旋律」と「広くてすてきな宇宙じゃないか」や「スケッチブックボイジャー」なんて4演もしてるんすよ、4演も!
・・・いかに再演しづらい作品か、よく解るってもんです。


確かにネ、この役、難しいと思います。
現実に、特に今のご時世ではありえないくらい、素直で健気で優しくて真っ直ぐな、家族大好きっコですからね。
演技の匙加減というか・・・演りすぎてもいけないし、かといって・・・ねぇ?みたいな。
だって、下手したら「クドイ。クサイ。ウザイ。」なんてことになりかねませんよ。
高校演劇やってる頃、他校がこの作品をやったのを見た時、「うぅん・・・」って退いたことあったし。

だから正直、今回は客演の女の子(所謂、芸能人)がほしみ役だって聞いて、迷った部分もあったんです。
こんな難しい役、任せられるの?と。
だからギリギリまでチケ確保に行かなかったんだもん、珍しく。


・・・・・・でも、ごめんなさい、ワタシは侮ってました。
高部あいちゃん、いいですよ。

なんだろう、役と同世代だから等身大で演じているんですよね、たぶん。
変に作りこみすぎず、ふつーに自然に演じてる。
過去にワタシが退いちゃった場面でも、すんなり見ることが出来た。


しかもね、ストーリーを熟知しているのに、それでもボロボロ泣かされました。

事故のシーンでボロッ。
お通夜に行く行かないの辺りでもポロッ。
鉄平のシーンでもホロッ。
ほしみと鉄平の再会のシーンでもコロッ。
終盤の鉄平とあやめのシーンでもホロホロッ。
ほしみと家族のラストシーンでもぉ、ボロボロボロッ。

・・・笑いを取るシーンと、アクションシーンと、サスペンスっぽいトコ以外は、殆ど。
涙腺弛んでたんじゃないか?てなくらい、泣かされました。

だって、もし自分がほしみの立場だったら?
逆に、家族の立場だったら?
鉄平だったら?
あやめだったら?
置き換えて考えてみたり、もしもを考えてみると、ね。
凄く怖かったり、悲しくなったり、切なくなったり、傷ついたり、苦しくなったりするんですよ。

それでも、ほしみは前を向く。
家族は、家族になる。

「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」は「Courage of the Wind」って書きます。
直訳すると「風の勇気」になるんだって。
冒頭、「人は死んだら風になる」って台詞があって、それはラストに繋がるんだけど。
それだけじゃなく、ちゃんと名(タイトル)は体(中身)を表していたんだって、再々演を見てようやく気がつきました。

だってこの作品には、実は様々な勇気が篭められてる。
色んな物を受け止めて、受け入れる勇気。
現実に、真実に、人に、向き合う勇気。
認める勇気、許す勇気。

ほら、こんなに詰まってる。



今回、泣いて泣いて自分の中の澱を流すことが出来た。
同時に少しだけ、勇気ももらえた気がする。
まだまだ、涙腺は弛んだままだけど。

人にこれだけの影響を与えることができる人は、やっぱり凄い。
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ジャンル:学問・文化・芸術 テーマ:演劇
2007⁄08⁄03 23:46 カテゴリー:芝居
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