映画やお芝居、漫画など、趣味に走りまくった徒然ブログ。 ボークス社製球体関節人形(SD)も取り扱っております。 グラスアイや人形の擬人化等が苦手な方はご注意ください。
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DVD漬け。


TUTAYAの半額期間が始まったので、先週末に借りまくってきました。
シリーズ物も借りたりしたので、かなりの本数・・・(;^_^A
それもこの土日で、結構半分くらいは見終わりました。


その中で、特筆したい作品をば。

「ユナイテッド93」

タイトルからお解りかもしれませんが、これは9.11テロでジャックされた航空機の内、唯一、標的に到達することなく墜落した機の話です。
興味はあったんだけど、なかなか都合がつかなくて映画館で見ることができなかった作品なんですが・・・


これは・・・・・・凄い。



この作品には、何の誇張も虚飾もない。
派手なCGやBGMで過剰演出を狙ったり、某作品みたいに「さぁ泣け、感動しろ」と言わんばかりな、お仕着せがましさもない。
(つかアレは9.11を題材にする必要性を感じないわ。タイトル負けだよ)

あるのは、徹底的かつ詳細なリサーチを元に、出来得る限り克明に、あるがままに、時系列に沿って描かれた再現ドキュメンタリー。
もちろん、この便の乗員・乗客で生き残った人はいないから、機内の様子はフィクションでしかない。
想像の域を出ない部分は多い。
でも、リアルタイムで連絡を取り合っていた遺族や、管制センターの協力(当時のスタッフが自分の役で出演してたりもする)を得ていることを鑑みると、単なる「絵空事」や「作り物」って印象を受け易い「フィクション」という言葉は使いたくないです。
じゃあどんな言葉が適切なのか?
思いつきません、ああ、ジレンマ。
方向転換しましょう。(逃)


あのですね。
この作品には「英雄」はいません。
同時に「悪魔」もいない。

あるのはただ、等身大の人の姿。
強さも、脆さも、勇気も、弱さも併せ持ってる、普通の人々。
価値観や信念、そしておそらく外見や言葉の違いから生じた摩擦が引き起こしたテロ行為が、罪のない人を巻き込んでいく様相。
そして、有効な手段を何も打ち出せなかった政府の実体。
だからテロリストを悪魔の化身のように大仰に表してはいないし、抵抗した乗客たちをヒーローのように華々しく表してもいないのです。

だからこそ、引き込まれるし、揺さぶられる。
歯痒さを感じたり、目を逸らしたくなったり、手に汗握ったり、結末が解っているのに思わず祈ったり、悲嘆にくれたりする。


・・・正直、終盤に近付くにつれて、ボロボロ泣いていました。
最後に真っ暗な画面の中、字幕が流れる頃には、ロクに息も出来なかった。
こんなに衝撃的な作品は「ALIVE」以来・・・いや、むしろそれ以上かもしれません。ワタシは。

映画館に見に行くことができなかったのは、残念でもあるけど、同時に助かったかもしれません。
大きなスクリーンでこの作品を見たら、その衝撃にアテられて、しばらく立ち直れなかったかもしれないから。
異国の、事件とは何の関りのなかった人間が見ても、コレです。
製作に協力し、完成された作品を見た遺族の人たちには、本当に頭が下がる想いです。
自分が同じ立場だったら、この短期間にそこまで気丈にはなれないと思うな・・・


9.11事件は、もちろん自分の記憶の中にもあります。
世界貿易センターに、航空機が突っ込む映像も見ていました。
現実味がなくて、絵空事のように見えたものです。
それこそ、この作品の中の管制センターのスタッフのように、呆然と、見ていました。

でも、あれは現実だった。

それを、忘れてはいけない。



DVDには特典映像として、遺族へのインタビューやその後、役者が自分が演じた人物の遺族を訪問する様子が収録されています。
遺族の想い、映画の試写を見た感想なんかも。

もしこの作品を見るのなら、この特典映像も必ず見るべきです。

あー、まだショック引き摺ってる・・・。


でも、誰にでも1度は見てほしい作品です。
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2007⁄01⁄22 13:22 カテゴリー:映画・DVD
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